電脳経済学v6> f用語集> imn2 虚数(その2) (v6) (当初作成:2015/02/28)⇒imn虚数
>虚数とは結局なんですか?
横軸に実軸を縦軸に虚軸をとれば両軸の交点が原点Oとなり、この座標系を複素(数)平面と呼ぶ。原点Oからa離れた横軸上の点をAとし、そこから上にb離れた点をBとして直角三角形OABを描く。ここで点Bは複素数c=a+biを表す。(複素数は通常z=a+biで示されるが、ここでは原文を踏襲した。)
c=a+bi においてbはaに比べて+90°進んでいる。このcにiをかけた時のcをc1とすれば
c1=−b+aiとなる。同様にc1にiをかけると
c2=−a−biとなり、同様にc2にiをかけると
c3=b−aiとなり、同様にc3にiをかけると
c4=a+biとなり、元に戻る。
このようにiをかけることは任意の複素数を90°(π/2)進めることを意味する。iをかけるたびに90°(π/2)回転するので、4回かけると4x90°=360°(4xπ/2=2π)で元に戻り循環する。なお、複素数を極形式で表現すると原点Oからの半径(modulus:絶対値あるいは距離ともいう)
r はr=|c|=(a^2+b^2)^0.5となり、角度(argumebnt)∠AOBはθで与えられa=cosθ,
b=sinθとなる。向きの異なる値(ヴェクトル量)の演算は水平成分と垂直成分に分けて計算する。結論的に、虚数iや複素数a+biは実軸からの方向と長さ(距離)を同時に表す。
出所: 教えて!goo 虚数とは結局なんですか?