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未病 (Mibyou) (⇔hms
ホメオスタシス)
(当初作成:2016/08/19)(一部追加(2)E:2016/09/05)
(1)一般的な定義:
@ 広辞苑による定義: はっきりとした病気に陥る以前の軽微な予兆がみられる状態。
A Wikipedia/養命酒による定義:
東洋医学の病理概念に未病がある。未病は病気ではないけれど、健康でもない状態のこと。
健康診断や、検査などで異常がなくても、自覚症状がある場合は、未病の状態である可能性がある。
私たちの体は、生理的活動のバランスを保ち、常に健康でいようとする働きがある。未病の改善には、血流を改善し、この体本来の力を高めることが大切である。[養命酒]
B 都島基夫教授による定義: 未病とは? [鹿児島県医師会HP]
(2)用語説明:
@ 唐突と思われるけど、hms
ホメオスタシス(内部恒常性)の続きとして「未病」を取り上げた。
A 未病の用語は未定着だけど、調べれば各自それなりに理解できよう。
B 健康は病気の対義語である。つまり、健康とは病気を意識しない状態を指す。この文脈から未病は半病人状態あるいは病気予備群といえる。
C 病気は読んで字の通り気が病んでいる状態を指す。永年にわたり自身で病気スパイラルに落ち込んでいるのでは…。こう言うと必ず冷たいとか人間性に欠けると反論される。
D この逆も成立する。指摘を受け入れて「病気に逃げて病気を創っていたのかも…」となれば本ページは意味を持つ。
E 未病の考え方を推し進めて行くと所謂「日頃の心掛け」と言う平凡な生活態度に帰着する。これは難しい用語では「etc倫理」となる。自分を大切にするのは自己愛とは似て非なるもので、むしろ自分に責任を持つの方が近く、人や社会のせいにしない姿勢である。抹香くさくなるのでこの辺で留め置く。(一部追加:2016/09/05)