電脳経済学v6> f用語集> spt
時空 (spacetime) →spt2データ →spt3説明 →spt4イメージ図
(当初:2011/01/29、追加:2012/09/05:
2015/09/25)
図spt-1 単位円 |
図spt-2 ミンコフスキー時空 |
1.ルートマップ:
<1>「時間」と「空間」を合わせて「時空」と呼ぶ。
<2>時空に「主体」を加えた三者(時に「現前性」とも言う)を範疇に設定し認識論の視座から再定義を与える。
<3>この「三者関係」の入口を「図spt-1単位円」に求める。
<4>図spt-1をミンコフスキー時空に適用して「図spt-2ミンコフスキー時空」を得る。(初出:図ct03-2)
<5>図spt-2の点Pを1回転すれば三者関係を巡る全領域の記述が可能と考える。
<6>量子脳理論への展開を三者関係の出口とする。
<7>結論として「認識主体」の内実は「内部化された時空」となり、これが梵我一如の真義と捉える。
2.時空長計算:
上記1.<5>の計算過程は「spt2
時空長データ」に示す通りである。表spt2
時空長計算表をグラフ表示すれば図spt2
時空長グラフの通りとなる。
3.論点説明:
(1)上記1.<7>にいたる根拠はspt3
時空の論点説明に示す通りである。中締めとしてspt4 時空のイメージ図を示す。
(2)数学的表現としてはコーシーの積分定理(複素積分)を視野に収める。
(3)前提として空間は虚数で時間は実数とする。主体の内実として脳は、両者を時系列的に蓄積し、これは経験と呼ばれる。
(4)この文脈は図spt-2ミンコフスキー時空と表spt2
時空長計算表F±dsの脳科学的関係解明にかかっている。
4.追
記:
(1)本サイトにおけるspt時空の位置づけはとりあえず下記による。(2012/03/17)
slp独我論 →csm宇宙→cho胡蝶の夢→mk無記⇒spt時空
(2)inm虚数並びにcho胡蝶の夢との絡みは量子脳(下記5.(12)も参照)文脈のもとで格別に意味深長である。
(2015/09/25)
5.参考資料:
(1) 時空の哲学 (Wikipedia)
(2) ローレンツ変換 (Wikipedia)
(3) ミンコフスキー時空 (Wikipedia)
(4) 『ゼロからわかる虚数・複素数』
深川 和久 ベレ出版
(5) 『なるほど虚数』
―理工系数学入門― 村上 雅人 海鳴社
(6) 『虚数の情緒』 中学生からの全方位独学法 吉田 武 東海大学出版会
(7) 『複素数と関数』
熊原 啓作 放送大学教育振興会
(8) 『時空と生命』 物理的思考で読み解く主体と生命 橋元
淳一郎 技術評論社
(9) 『アインシュタインの思考をたどる』
時空の哲学入門 内井 惣七 ミネルヴァ書房
(10) 図解入門
よくわかる 『最新量子論の基本と仕組み』 竹内 薫 秀和システム
(11) 完全解読 カント
『純粋理性批判』 竹田 青嗣 講談社選書メチエ462