電脳経済学v8> f用語集> lif 生 命(Life)hlt健康)(hmsホメオスタシス(生体恒常性)) (当初作成:2020/03/30)(一部追加:2020/04/11: 2020/05/16: 2020/07/11)

1.梗 概:
(1)これまで生命については取り上げていない。しかし新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を巡る今日的状況に鑑み、ここで日頃考えて来た生命観の一端を取り急ぎ追加したい。
(2)生命に関してはte哲学政治shu宗教の分野でも取り扱われるけど、ここでは生物学的な側面からの接近を試みる。生物の対義語は無生物となるがこれは通常鉱物を指す。
(3)生物は生態学的に動物・植物・微生物に区分出来る。この三者はb42食物連鎖過程として相互作用で結ばれ、これは生物的環境とも呼ばれる。一方、その外部の無機的環境とは作用・反作用関係にあり、前項の鉱物はこれに相当する。これらを併せてb40環境と生態系と言う。なお、前記の生物的環境は時代文脈を踏まえた生物多様性(Biodiversity)とほぼ同義である。

(4)生命は生物の共通属性を指し、具体的には①自己(個体)保存の法則と②種族(系統)保存の法則として提示される。生命の根源は自己複製にあり、その目的は永生にある。ここでspt時空文脈は必須である。
(5)前項①と②はそれぞれae2代謝増殖(再生産)で表される。通常、生物の条件としては細胞を構成単位として代謝・増殖できる能力が求められる。
(6)因みに、ウイルスは生物と非生物の中間に位置している。その理由は、ウイルスには細胞が無いので自己増殖は出来ないけど遺伝子は有する、からである。従って、他生物の細胞に寄生(感染)して自己を複製する外ない。
(7)ここで生命の存続にとって核心をなす免疫に進む。免疫とは短く言えば、自己体が非自己を排除してhmsホメオスタシス(生体恒常性)を維持する機構を指す。別な表現をすれば、非自己は自己にとって異物なので自己が異物を同化する作用とも言える。自己体、生体、異物の対義語、は何を指すのか? ここでidt自己同一性が鍵概念となる。何故なら、それは生命の本質や仏教の根本思想と通底するからである。

2.補完と考察:
(1)多くの関係性を同時に説明したり解明することは出来ない。そこで的を絞ると今度は極論になる。しかし、これを恐れず話を展開したい。
(2)生命nt自然更にはte哲学等については暇な時に考えて置くべきである。今この瞬間はパンデミック状態にある新型コロナウイルス対応のみに専念すべきである。
(3)筆者の直観ではこの件は人類史を塗り替える程の重大案件だ。その根拠は”新型”故に過去の経験が通用しない。つまり、各人の免疫力に応じて変幻自在に発症するので現下の知見では対応できない。

(4)事態の深刻さに対する当事者の認識がいかにも甘いのではないか。生命の問題と生命から派生した問題が混同されていると思う。(一部追加:2020/04/11)
(5)上記(3)(4)に関連して付け加えれば、生物界における人間の位置づけを再考察する必要がある。それは”人体は内的自然”とする考え方である。(一部追加:2020/05/16)
(6)外的世界の万物万事は自分自身に跳ね返る。結語としては日頃の心掛けとしてのhlt健康となる。これは他者に言われることではなく自分自身で実践する以外に方法はない。

3.参考資料:
(1)atpオートポイエーシス
(2)idt自己同一性

(3)『逆システム学』 岩波新書 875 (追加:2020/04/19)
(4)YouTube 【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告” 国立環境研究所 五箇公一室長 2020/04/11 (追加:2020/04/24)
(5)免疫学の第一人者が教える「コロナ対策の黄金習慣ベスト5」 2020/07/11 プレジデントオンライン (追加:2020/07/11)